青物釣りをしていると、突然入れ食い状態になる「フィーバータイム」に遭遇することがあります。
普段は渋いのに、ある瞬間だけ狂ったように荒食いする。
これは偶然ではなく、青物の生態と環境条件が複雑に絡み合った結果です。
この記事では「フィーバータイム」が起きる理由を科学的に解説し、
釣果を伸ばすための実践的アドバイスをまとめます。
フィーバータイムとは?
・青物(ブリ・カンパチ・ハマチ・サゴシなど)が短時間で一斉にベイトを追い回す時間帯。
・船でも堤防でも起きる現象で、数分〜数十分続くことが多い。
・釣り人にとっては最高のチャンスであり、一気に釣果を伸ばせる瞬間。
フィーバータイムが起きる要因
① ベイトの動き
・ベイト(イワシ・アジ・サバ)が群れで浅場や表層に浮いた瞬間。
・潮の変化や外敵の接近でベイトがパニック状態になり、青物のスイッチが入る。
・「逃げ惑う小魚のシルエット」が青物に強烈な捕食刺激を与える。
② 潮の変化
・潮止まりからの動き出し、潮が当たる岬や堤防先端などはフィーバータイムの起爆剤。
・潮流が速まるとベイトが集約しやすく、青物も狩りやすくなる。
・釣り人が意識すべきは「潮目」「反転流」「払い出し」。
③ 群れの習性
・青物は群れで狩りを行う協調的な捕食者。
・1匹が突っ込むと周囲の群れも連鎖的に追い始める「連鎖捕食」が起きる。
・群れ全体が興奮状態に入り、食欲が一気に爆発する。
④ 海水温・天候
・水温が青物の適温(18〜23℃)に近い時に活性が上がる。
・曇天や朝夕マヅメはベイトの警戒心が薄れやすく、フィーバータイムが起こりやすい。
・急な気圧変化や風向きの変化もトリガーとなる。
フィーバータイムを逃さない攻略法
① 仕掛けは常に準備
・ジグやプラグはすぐ投入できるように複数セットを用意。
・リーダーの結び直しはフィーバー中に行うと致命的。事前準備が最重要。
② ルアーの選択
・表層を意識:トップウォーター系(ポッパー・ペンシル)
・中層狙い:メタルジグのジャカジャカ巻き
・ベイトサイズに合わせたルアー選びが決定打。
③ タイミングを読む
・潮止まり前後、朝夕マヅメに集中。
・鳥山が立つ、ベイトのナブラが広がる、海面がざわつく──このサインを見逃さない。
まとめ
青物が荒食いする「フィーバータイム」は、
・ベイトの動き
・潮流の変化
・群れの習性
・環境条件(天候・水温)
が複雑に絡み合って突如発生します。
短時間で勝負が決まるため、常に仕掛けを準備し、潮やベイトの動きを読み取ることが重要です。
この瞬間を制することで、釣果は劇的に変わります。
Q1. フィーバータイムはどれくらい続く?
A. 数分〜30分程度が一般的で、長時間続くことは少ないです。
Q2. 堤防でもフィーバータイムは起きる?
A. 起きます。特に常夜灯周りや潮通しの良い先端が狙い目です。
Q3. 一番起こりやすい時間帯は?
A. 朝マヅメと夕マヅメが圧倒的に多いです。


