世界一まずい魚?シュールストレミングの正体とは

■ シュールストレミングとは?

シュールストレミング(Surströmming)は、スウェーデン発祥の「ニシンの塩漬け発酵食品」です。

北欧では数百年の歴史を持ち、保存食として誕生しました。

作り方はシンプルですが独特です。

・春先に獲れたニシンを軽く塩漬けにする
・樽に入れて数か月発酵させる
・缶詰に詰めてからも発酵が続く

この「缶の中で生き続ける発酵」が、世界で最も強烈な臭いを放つ理由とされています。


■ なぜ「世界一まずい魚」と呼ばれるのか?

最大の理由は「匂い」です。

開封した瞬間に強烈なアンモニア臭や硫黄臭が広がり、多くの人が口に運ぶ前にギブアップしてしまいます。

一般的に「世界一臭い食べ物」とされるドリアンやキビヤック(アザラシの中で発酵させた鳥料理)と比較しても、シュールストレミングの破壊力は別格です。

実際に空港や公共の場では「持ち込み禁止」になるほどです。

味自体は「塩辛く酸味がある魚の発酵食品」で、スウェーデンの人々はパンやポテト、玉ねぎなどと一緒に食べます。

しかし、日本人を含む外国人がそのまま口にすると「魚が腐った味」と感じやすく、結果として

「世界一まずい魚」とのレッテルが貼られているのです。


■ シュールストレミングと健康面

意外にも、栄養価は高い食品です。
・良質なたんぱく質
・オメガ3脂肪酸
・発酵による乳酸菌

ただし塩分が非常に多いため、食べ過ぎは健康に悪影響を及ぼす可能性があります。


■ 日本人とシュールストレミング

日本でも話題性から輸入されることがありますが、ほとんどの人は「罰ゲーム用」として購入します。

YouTubeやSNSで「開封チャレンジ」として扱われ、エンタメ性が高い一方、食品として評価されることは少ないのが現実です。

しかし、現地スウェーデンでは「夏の伝統食」として親しまれており、日本の「くさや」や

「納豆」と同じように、慣れれば美味しいと感じる人もいます。

■ まとめ

・シュールストレミングはスウェーデン伝統のニシン発酵食品

・匂いがあまりに強烈で「世界一まずい魚」と呼ばれる

・ただし味は塩辛く、食べ慣れると珍味として楽しまれている

・日本ではほぼ「罰ゲーム食材」としての知名度が高い

「まずい」という評価はあくまで慣れない人の感想です。

魚の発酵文化として見れば、日本の「くさや」や「塩辛」と同じ立ち位置。

世界の食文化を知る上で、一度は話題にしてみたい“最強の珍味”と言えるでしょう。

シュールストレミングはスウェーデン伝統のニシン発酵食品・匂いがあまりに強烈で「世界一まずい魚」と呼ばれる。釣太郎

 

タイトルとURLをコピーしました