釣り場でよく耳にする言葉——それが
「潮が変わった」。
この一言には、**好機(チャンス)と不利(ピンチ)**の両方が隠れています。
潮の変化は魚の動きを一変させる自然のスイッチ。
だからこそ、釣果を分ける「分岐点」となるのです。
この記事では、
潮が変わるタイミングにどう対応すべきかを、初心者にもわかりやすく解説します。
■ 潮が変わる=「潮止まり」と「潮の動き出し」
「潮が変わった」とは、主に潮止まり(動きがなくなる)、または**潮の動き出し(流れ始める)**を指します。
潮の変化には次のような種類があります。
| タイミング | 状態 | 魚の活性 |
|---|---|---|
| 満潮 → 干潮 | 下げ潮 | 魚が動くことが多い |
| 干潮 → 満潮 | 上げ潮 | 魚が接岸しやすい |
| 潮止まり直前 | 無潮流 | 活性が下がる傾向 |
| 潮が動き出す瞬間 | 転流 | 食いが立つことも |
■ 「潮が変わった」ときのチャンスとは?
● エサを探しにくる回遊魚が接岸
潮の動き始めは青物(ブリ・カンパチ)やアジ・サバ・イワシなどの回遊魚が岸に寄りやすくなります。
● ボトムから浮き上がる底物系
潮が流れ出すと、チヌやグレ、カサゴなどが活発になり、水面近くまで浮いてくることも。
● 捕食モードに入るタイミング
流れの変化でエサが動き出すと、アオリイカやヒラメもスイッチが入りやすいです。
■ 逆に「潮が変わった」ピンチもある!
● 潮止まりは「沈黙の時間帯」
流れが止まると、エサも動かず、魚の活性も低下。
仕掛けを変えても食わない「無」の時間に突入することも。
● 急激な潮変わりは仕掛けが流される
予期せぬ強い横流れが発生することもあり、ラインが流されて釣りにならないこともあります。
● 水温や濁りの変化も連動
潮の変化により、水温が一気に変化したり、濁りが入ることで魚が散ってしまうこともあります。
■ 潮変わりをチャンスに変えるテクニック
| 状況 | 対応のコツ |
|---|---|
| 潮止まり | 仕掛けを軽くし、ステイ中心に。アピール重視。 |
| 潮の動き出し | 手返しを早くし、即バイトに対応。活性が上がる時間。 |
| 急な流れ | 仕掛けを重く・短く。沈める釣りに切り替えを。 |
| 濁り潮 | 匂い系のエサ・派手なカラーでアピールを強化。 |
■ 潮の変化を読むには「潮汐表」と「現場観察」
釣行前には潮汐表を確認し、
・満潮・干潮の時刻
・潮の大きさ(中潮・大潮など)
を把握しましょう。
現場では、
・潮目の動き
・海面のヨレ(流れの境目)
・他の釣り人の動き(急に撒き始めるなど)
といった小さな変化にも注目すると良いです。
■ まとめ|「潮が変わった」を見逃すな!
「潮が変わった」と感じたら、それは大きな転機です。
その瞬間に合わせて仕掛け・釣り方を変えることが、釣果アップの鍵。
流れは魚を連れてくる。
そのことを意識して、潮の変化に敏感になると、釣りの引き出しが一段と増えます。
釣りは自然相手の知恵比べ。
「潮が変わった」その瞬間をチャンスに変える準備を、いつでもしておきましょう!


