釣りをする上で、魚の鱗(うろこ)の機能を知ることは非常に重要です。
鱗は単なる装飾ではなく、魚が生存するために多くの役割を果たしています。
今回は、釣果アップにもつながる「魚の鱗の機能」について詳しく解説していきます!
魚の鱗(うろこ)の基本的な役割とは?
鱗は魚の体を覆う硬質な外皮で、次のような機能を持っています。
1. 外敵から身を守る「防御機能」
✅ 役割:
・肉食魚などの捕食者の歯や爪から身を守る。
・鋭利な岩場や海底の障害物によるダメージを軽減する。
・傷口が開くのを防ぎ、病原菌の侵入を抑える。
🎣 釣りのポイント:
鱗が硬い魚(クロダイ・イシダイ・アイゴなど)はルアーやエサを咥えた際に違和感を持ち
やすいため、食わせの工夫が必要。
2. 水の流れを整えて「泳ぎをスムーズにする」
✅ 役割:
・表面の細かな溝が水の抵抗を減らし、スムーズな遊泳を可能にする。
・特に速く泳ぐ回遊魚(ブリ・カツオ・マグロ)は、鱗が滑らかで流線型の体を持つ。
🎣 釣りのポイント:
回遊魚の鱗は細かく取れやすいので、締める際は注意。血抜き後、素早く冷やすことで鮮度が長持ちする。
3. 水分を保持し、体を乾燥から守る
✅ 役割:
・魚の体表をコーティングすることで、水分の蒸発を防ぐ。
・淡水魚は特にこの機能が重要で、乾燥を防ぎつつ水中での浸透圧調整を行う。
🎣 釣りのポイント:
魚を持つ際に素手で触りすぎると、粘膜とともに鱗が剥がれやすくなり、魚が弱る原因となる。
リリースする際は、できるだけ濡れた手やタオルを使用することが望ましい。
4. 擬態・防御としての「カモフラージュ効果」
✅ 役割:
・鱗の光沢が周囲の光と同化し、捕食者から身を守る(反射迷彩)。
・砂地に生息する魚(ヒラメ・マゴチなど)は鱗が細かく、周囲の色に溶け込む。
🎣 釣りのポイント:
光を反射しやすい魚(アジ・サバ・カマスなど)は、フラッシング効果のあるルアーに反応しやすい。
鱗の種類と特徴を知ろう!
魚の鱗は種類によって形や役割が異なります。
以下の主要なタイプを理解しておくと、ターゲットの魚の特徴を把握しやすくなります。
| 鱗の種類 | 特徴 | 代表的な魚種 |
|---|---|---|
| 円鱗(えんりん) | 滑らかで柔らかい | メバル・マダイ・カサゴ |
| 櫛鱗(しつりん) | ギザギザのエッジを持つ | スズキ・ヒラメ・アジ |
| 硬鱗(こうりん) | 分厚く硬い防御力重視 | イシダイ・クロダイ・フグ |
| 菱鱗(りょうりん) | 菱形の硬い鱗 | サメ・チョウザメ |
🎣 釣りのポイント:
硬鱗の魚は締める際に包丁が入りにくいので、事前に鱗を落とすと処理しやすい。
鱗と釣りの関係:釣り人が知っておくべきこと
- 釣った魚の鱗を見れば、生息環境や習性が分かる!
例: 鱗が大きくて分厚い魚は、外敵の多い環境に適応している。 - フラッシング効果のあるルアーは、銀色の鱗を持つ魚に効果的!
例: アジ・サバはキラキラと光るものに反応しやすい。 - 鱗を傷つけない持ち方をすると、リリース時の生存率が上がる!
例: バスやクロダイは口を持ち、できるだけ体に触れない。
まとめ
魚の鱗は、防御・遊泳・水分保持・カモフラージュという4つの大きな役割を持っています。
釣り人としてこれを理解することで、ターゲットの習性をより深く読み解き、より効果的な釣りが可能になります!

