確かに、アオリイカが成長して4キロ級に達すると、違う種類の可能性があるという説があります。
日本でよく見られるアオリイカ(Sepioteuthis lessoniana)は、通常1~2キロ程度までしか成長しないとされていますが、4キロを超えるサイズになる個体が確認されることもあります。
こういった大型のアオリイカについては、「モンスターアオリイカ」や「オオアオリイカ」と呼ばれ、同じ種ではなく、他の地域の異なる種類の可能性が議論されています。
例えば、オーストラリアやインド洋で見られるSepioteuthis australisやSepioteuthis arabicaなどの大型種は、日本のアオリイカと非常に似ていますが、成長速度や最大サイズ、模様の違いがあることが知られています。
また、気候変動や海流の影響で、異なる地域から日本近海に大型個体が流れてきている可能性も考えられます。
こうした大型個体に対する調査が進めば、さらに詳しい情報が分かるかもしれませんが、現時点では日本で見られる4キロ級のアオリイカが異種なのか、同種の中で稀に大型化したものなのかは、はっきりしていない部分も多いです。

