台風は、暖かい海がエネルギー源になって生まれます。
難しく考えず、「巨大な海の上の空気の渦」とイメージすると分かりやすいです。
① 海水温が27℃以上になる
まず、海の水が27℃以上あることが重要です。
暖かい海から大量の水蒸気が空へ上がります。
この水蒸気が、台風の燃料になります。
② 暖かい空気がどんどん上昇する
暖かく湿った空気は軽いため、空へ昇っていきます。
すると海面近くの空気が少なくなり、周りから新しい空気が流れ込んできます。
③ 地球の自転で空気が回り始める
地球は自転しているため、流れ込んできた空気は真っすぐ進まず、少しずつ曲がります。
この力(コリオリの力)によって、空気が渦を巻くようになります。
この渦がどんどん大きくなると、台風の原型ができます。
④ 雲が発達して勢いが増す
上空で水蒸気が雲になるとき、大量の熱を放出します。
この熱がさらに空気を押し上げるため、
- 水蒸気が増える
- 雲が大きくなる
- 風が強くなる
という好循環が起こります。
⑤ 台風に成長する
風速が一定以上になると、熱帯低気圧から「台風」と呼ばれるようになります。
つまり、
暖かい海 → 水蒸気 → 上昇気流 → 渦 → さらに強くなる
という流れです。
なぜ海から離れると弱くなる?
台風は暖かい海からエネルギーをもらっています。
そのため、
- 陸地に上陸する
- 海水温が低い場所へ行く
と、燃料である水蒸気が減って勢いを失います。
さらに山や地形との摩擦で風も弱くなります。
なぜ夏から秋に多いの?
日本付近の海は、
- 7月
- 8月
- 9月
に最も海水温が高くなります。
そのため台風が発達しやすく、特に8〜9月は強い勢力の台風が発生しやすい時期です。
一言でまとめると
台風は「暖かい海の熱と水蒸気」をエネルギーにして成長する巨大な空気の渦です。
海水温が高いほど発達しやすく、陸地や冷たい海に入ると急速に弱まります。


