魚類の筋肉は約75%が水分ですが、アオリイカは 約85〜90%が水分。

これは釣り人目線でも非常に重要な特徴です。

アオリイカは「柔らかい」「水っぽくなりやすい」「冷却で白くなりやすい」と感じる人が多いですが、これは筋肉内に大量の水分を抱えているためです。

特に魚と決定的に違うのは、筋肉構造です。

魚は泳ぎ続けるために、筋繊維が密集し、赤身や白身の筋肉構造が発達しています。

一方アオリイカは、ジェット噴射で瞬発的に動く生き物。

そのため筋肉は柔らかく、水分保持型に近い構造になっています。

このため、

・真水氷で冷やすと浸透圧で水ぶくれしやすい
・時間経過でドリップが出やすい
・冷やしすぎると食感が変わる
・冷凍耐性は意外と高い
・乾燥すると急激に味が落ちる

という特徴が出ます。

逆に言えば、この「超高水分」が、あの独特のねっとり感や甘みの理由でもあります。

アオリイカはグルタミン酸系の旨味が非常に強いですが、水分量が多いことで、あの“とろみ感”が生まれています。

南紀の大型アオリイカが「別格にうまい」と言われる理由の一つも、この豊富な水分と筋肉の柔らかさです。

逆にスルメイカ系は水分が少なく、筋肉密度が高いため、硬く締まりやすい。

つまり、

魚=筋肉型
イカ=水分型

と言ってもかなり近い生物学的違いがあります。

アオリイカは「柔らかい」「水っぽくなりやすい」「冷却で白くなりやすい」と感じる人が多いですが、これは筋肉内に大量の水分を抱えているため。釣太郎

 

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