PEライン(編み糸)は表面がツルツルで摩擦係数が低いのが最大の特徴。
これが失敗の元凶です。
- スプールに滑って空回りする(スプール滑り・空回り)
PEはナイロンみたいにスプールに食いつかない。直巻きすると、テンションかけてもスプールごとクルクル回ってラインが絡まるor抜ける。
→ 結果:巻き量が足りず、キャストで糸フケ→バックラッシュ。 - テンションが均等にかけにくい → ハの字・逆ハの字・凹み巻き
手でテンションかけると、強弱がつきやすい。
弱い部分はフワフワ、強い部分はギチギチ → スプール形状が崩れて真ん中凹みや山型・谷型に。
キャスト時にラインが不均等に放出されてトラブル多発。 - 摩擦熱でラインが劣化・切れやすくなる
PEは熱に超弱い(摩擦で100℃超えるとコーティング溶ける)。
手に直接触れて巻くと、指の摩擦熱で表面が傷つき、強度が激落ち。
→ 巻いた直後はOKでも、釣行中に高切れ連発の原因に。 - 下巻きをサボると滑りが悪化
スピニングリールの場合、PE直巻きはほぼ不可能。
下巻き(ナイロンorフロロ)なしだと、PEがスプール底で滑って全部空回り。
下巻きしても量が少ないと途中で滑り出す。 - 巻くスピード・方向のミスでよれ・偏り
急いで巻くとよれが発生。
リールのハンドル回転方向とラインの撚り方向が合わないと、よれが蓄積してトラブル増。
つまり「PEは滑りやすい・熱に弱い・テンション管理がシビア」という素材特性が、初心者の手巻きを難しくしてるんです!
失敗しない!
PEラインの正しい巻き方(海釣り入門編)これさえ守れば、9割以上の失敗を防げます。道具は最小限でOK。
準備するもの
- PEライン(新品)
- 下巻き用ナイロンorフロロ(PEと同じ号数前後)
- 濡れたタオルor雑巾(摩擦熱防止)
- セロテープorマスキングテープ(固定用)
- ラインカッター
Step by Step(スピニングリールの場合)
- 下巻きを必須で!
スプール底をうっすら覆う程度(2〜10m程度)ナイロンを巻く。
結び目はアーバーノットorFGノットでスプールに固定(滑り防止)。 - PEを結んでスタート
下巻きの上にPEを結ぶ(FGノット推奨)。
結び目をスプールにしっかり押し込んで固定。 - テンションをかけながら巻く
- リールをロッドにセット(or固定)。
- PEを濡れたタオルで軽く挟んでテンションをかける(指直接NG!)。
- 一定の力でゆっくり均等に巻く。
- ラインに触れるのは絶対避ける(熱劣化防止)。
- スプールエッジまで1〜2mm残す
満タンにするとキャストでラインが飛び出しやすい。
適量で止めて完了! - 巻き終わったらチェック
スプールを指で軽く押して、ラインが均等か確認。
凹みがあったら巻き直し(空スプールに一旦戻して再チャレンジ)。
さらに失敗率を下げるコツ
- 水に浸した状態で巻く(PEが水を吸って滑りにくくなる説あり)。
- 予備スプールがあると巻き直し楽チン。
- 細いPE(0.3〜0.8号)は特に摩擦熱に注意 → 釣具屋さんに依頼するのもアリ。
まとめ:PEラインは「滑り・熱・テンション」の3大弱点を克服すればOK!
自分で巻いて失敗するのは、PEの特性を知らずにナイロンと同じ感覚で巻いてしまうから。
正しい方法で巻けば、キャスト感抜群・トラブル激減で、海釣りがもっと楽しくなります!

