フカセ釣り(特にグレ釣り)を始めると、必ず耳にするのが「湧きグレ」と「浮きグレ」という言葉です。
どちらもグレ(メジナ)が水面近くに集まる超チャンスタイムを表しますが、実は微妙に意味が違います。
初心者の方が混乱しやすいポイントなので、今回はこの2つの違いをハッキリさせつつ、どうやって釣るかまでしっかり解説します!
湧きグレとは?湧きグレ(わきぐれ)
→ コマセ(撒き餌)を大量に撒いたら、下からグレの群れが一気に湧き上がってくるように水面近くまで上がってくる状態。
- 特徴
- コマセに強く反応して集まってくる
- 群れが急にドバッと出現するイメージ(「湧く」=沸く)
- 水面でパクパク口を出したり、コマセを追いかけて活発に動く
- 活性が非常に高いので、数釣り・良型が期待できるゴールデンタイム
- よく出る時期・条件
- 水温が高い夏〜秋が最も出やすい
- 産卵前後の高活性期
- 潮が緩め〜中潮でコマセが効きやすいとき
浮きグレとは?浮きグレ(うきぐれ)
→ グレが自然に(またはコマセの影響で)水面スレスレまで浮上して、群れでプカプカしている状態。
- 特徴
- 水面近くでコイのように口をパクパクさせながら漂っている
- コマセに反応して集まったというより、潮目や水温・酸素の関係で自然に浮いてくるケースが多い
- 湧きグレほど「急にドバッと」ではなく、徐々に浮上してくるイメージ
- 警戒心が強い個体も多く、見えグレに近い難易度の高いパターンになることも
- よく出る時期・条件
- 高水温期(夏場)に多い
- 潮目やヨレが効いている沖磯
- 酸素が豊富な表層にエサを求めて上がってくる
湧きグレと浮きグレの違いまとめ(表で比較)
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項目
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湧きグレ
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浮きグレ
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出現のきっかけ
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コマセに強く反応して下から湧き上がる
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自然に浮上orコマセで徐々に浮く
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群れの動き
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急にドバッと大量出現
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プカプカ漂う・徐々に集まる
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活性
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非常に高い(数釣りしやすい)
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高いが警戒心が強い場合も
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難易度
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初心者でも比較的釣りやすい
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見えグレに近くやや難しい
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攻略の鍵
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コマセの打ち方・刺しエサのマッチング
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超浅ダナ・ナチュラルな仕掛け
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湧きグレ・浮きグレを釣るための実践的なコツ(初心者向け)
- ウキ下を極端に浅くする
湧きグレ・浮きグレ時はウキ下30cm〜1m以内が基本。
場合によってはウキ下10〜20cmの超浅ダナで勝負することも。 - 仕掛けを軽く・ナチュラルに
- ハリス:0.8〜1.5号(細めが有利)
- ハリ:グレバリ4〜6号
- ガン玉:G5〜Bくらいの軽め
→ エサが不自然に沈まないようにする
- コマセワークが命(特に湧きグレ)
- 湧きグレをキープするには「散らさず・切らさず」
- 塊で入れるより、空中でバラけさせながらリズミカルに撒く
- 湧いた群れより少し沖に仕掛けを入れる(魚に見られにくい)
- アタリの取り方
- ウキがゆっくり沈む・横に動く→待つ
- 急に消し込む→合わせる
→ 浮きグレはアタリが繊細なので、ウキの動きをよく観察
- エサ選び
- 刺しエサ:オキアミ生or冷凍(剥き身)
- 湧きグレ時はコマセと完全にマッチさせる(サイズ・硬さ)
まとめ:初心者が最初に狙うべきは「湧きグレ」浮きグレは美しいけど警戒心が強く、初心者には少し難しいことが多いです。
まずはコマセをしっかり効かせて湧きグレを呼ぶところから始めましょう。
湧きグレが来たら、数釣りのチャンス到来!
30cmオーバーがバンバン釣れる感動をぜひ味わってください。
和歌山・みなべ・白浜エリアは湧きグレが出やすいポイントも多いので、潮汐と天気を見ながらチャレンジしてみてくださいね!
フカセ釣り、最初は難しく感じるかもしれませんが、一度ハマるとやめられなくなります。

