「魚くさい」って一言で片付けてないか?
魚全体が臭いわけじゃねぇんだ。
犯人は、魚の体の一部に潜んでいる特定の「部位」だ。
新鮮な身(筋肉)そのものは、実はほとんど無臭なんだぞ。
臭いのは、その周りにある「邪魔者」たちだ。
今日は、その「臭いの発生源」を解剖し、どこがどれだけ悪さをしているのか、俺の感覚値(パーセント)で暴いてやる。
敵を知れば、対策も打てるってもんだ。
1. 【50%】最大凶悪犯は「皮とぬめり」
ぶっちぎりの1位だ。
魚の臭いの半分、**50%**はこいつのせいだと言っていい。
魚の表面を覆っているあのヌルヌル。
あれは生きてる時は魚を守るバリアだが、死んだ瞬間から「雑菌の培養液」に変わる。
こいつが酸化して、雑菌が繁殖すると、あの独特の生臭いガス(トリメチルアミン)を放出しやがるんだ。
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なぜ臭う?:雑菌が一番繁殖しやすい場所だから。
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対策:ウロコ取りで徹底的にこすり落とせ。 そして熱湯(霜降り)で焼き払え。 これを残したまま煮付けにしたら、煮汁全体がドブの臭いになるぞ。
2. 【30%】しつこい鉄の臭い「血と血合い」
次はこれだ。 全体の**30%**を占める。
血液ってのは、鉄分を含んでる。 これが酸化すると、鼻につく「鉄サビ」のような臭いになる。
特に厄介なのが、背骨の下にある「腎臓(血合い)」だ。
ここを歯ブラシなんかでゴシゴシ掻き出さないと、いくら身が綺麗でも、奥底からジワジワと臭いが湧いてくる。
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なぜ臭う?:血液の酸化と腐敗が早いから。
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対策:現場での血抜きはもちろん、家に帰ってからの「中骨の掃除」が命だ。 真っ白になるまで洗え。
3. 【20%】腐敗のスターター「エラと内臓」
残りの**20%**はここだ。
意外と少ないと思ったか?
だが油断するな。 こいつらは「臭いの起爆剤」だ。
エラは海中の汚れを濾し取るフィルターだから、雑菌と汚れの巣窟だ。
内臓(特に胃袋)には、消化しかけのエサが入ってる。
これらを放置すると、腹の中からドロドロに溶け出して、身に強烈な悪臭を移しやがる。
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なぜ臭う?:消化酵素と雑菌の塊だから。
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対策:釣ったらすぐ出す。 これに尽きる。 家に持ち帰るまで腹に入れておくメリットなんて一つもねぇ。
まとめ:敵は「外側」と「骨のそば」にいる
整理するぞ。
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皮・ぬめり(50%):とりあえず表面を洗え。 タワシでこすれ。
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血・血合い(30%):骨の隙間の血を洗い流せ。
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エラ・内臓(20%):さっさと取り除け。
合計100%。
これらを全て排除すれば、残るのは「純粋な身」だけだ。
その身は、驚くほど良い香りがするはずだ。
「魚は臭い」なんて言わせるな。
「お前の処理が甘い」だけだ。

