刺身・寿司・なめろうなど、生食文化が根付く日本では「アニサキス症」が毎年数千件報告されています。
では、どんな魚にアニサキスが寄生しやすく、どんな魚は安全なのか?
魚種別に具体的に解説します。
🧪アニサキスが寄生しやすい魚の特徴
| 特徴 | 解説 |
|---|---|
| 回遊性が高い | クジラ・イルカなど終宿主がいる海域を通るため感染しやすい |
| 内臓を食べる習性がある | 他の魚の内臓を食べることで感染する |
| 沿岸〜沖合で漁獲される | アニサキスの生活環境に近い |
| 天然魚である | 養殖魚は管理されているため寄生率が極めて低い |
🐟アニサキスが寄生しやすい魚種一覧【高リスク】
| 魚種 | 寄生率 | 備考 |
|---|---|---|
| サバ(マサバ・ゴマサバ) | 50〜80% | 生食は危険。しめ鯖でも注意 |
| サンマ | 20〜60% | 秋の大型個体に多い |
| タラ | 30〜60% | 白子周辺に多く寄生 |
| イワシ | 10〜30% | 大型・沿岸回遊型で高率 |
| 鮭(天然) | 10〜30% | 養殖はほぼ安全 |
| スルメイカ | 15〜40% | 内臓に多い。筋肉移動は少ないが注意 |
| アジ(大型) | 0.5〜3% | 沖合・寒尺アジで稀に寄生 |
✅アニサキスが寄生しにくい魚種一覧【低リスク】
| 魚種 | 寄生率 | 備考 |
|---|---|---|
| アオリイカ | ほぼ0% | 極めて稀。生食でも比較的安全 |
| 養殖サーモン(トラウト) | ほぼ0% | 飼料管理により寄生なし |
| 養殖タイ・ヒラメ | ほぼ0% | 生食向けに管理されている |
| 淡水魚(ニジマス・コイなど) | 0% | アニサキスは海産寄生虫のため寄生しない |
🔍安全な魚の選び方と調理法
- 養殖魚を選ぶ:寄生率が極めて低く、生食向けに管理されている
- 釣った魚は即内臓除去+冷却処理:筋肉への移動を防ぐ
- 冷凍処理(−20℃で24時間以上)または加熱(60℃以上)で完全死滅
- ブラックライトでの目視確認も有効
📝まとめ:魚選びでアニサキス対策は可能!
- 天然魚=危険ではないが、リスクはある
- 養殖・淡水・イカ類は比較的安全
- 魚種・漁獲場所・サイズ・鮮度でリスクは変動する

