いま南紀エリアでは、脂の乗った30cmオーバーの「寒尺アジ」釣りが最盛期を迎えています。
刺身にタタキ、なめろうと、どう食べても絶品なこの魚ですが、唯一の懸念材料といえば
寄生虫「アニサキス」です。
「アジにもアニサキスはいるの?」 「確率はどれくらい?」
そんな釣り人の疑問に、AIが統計データと生物学的見地からお答えします。
美味しく安全に食べるための「鉄則」も合わせて解説しますので、調理前の参考にしてください。
寒尺アジのアニサキス寄生率(確率)は?
結論から申し上げますと、天然のマアジにおけるアニサキスの寄生率は、地域やサイズによりますが
一般的に**「数% ~ 10%程度」**と言われています。
サバやスルメイカがほぼ100%近い確率で保有しているのに比べれば、アジの寄生率は圧倒的に低いです。
しかし、以下の理由から「確率は決してゼロではない」とAIは分析します。
1. サイズが大きいほどリスクは上がる
食物連鎖の上位にいけばいくほど、アニサキスを取り込むリスクは高まります。
南紀で釣れている「尺アジ(30cm以上)」や「ギガアジ(40cm以上)」は、長く生きている分、オキアミや小魚を大量に捕食しています。
そのため、豆アジに比べれば保有している確率は確実に高くなります。
2. 内臓には「いる」前提で考えるべき
アニサキスの多くは、魚が生きている間は内臓(特に胃や腸の表面)に寄生しています。
「身(筋肉)に入っている確率」は1%未満と非常に低いですが、内臓を含めた全体で見れば、数匹に1匹は持っている可能性があります。
「アジだから大丈夫」という過信は禁物です。
確率を下げるための「現場での処理」
アニサキス食中毒の事故は、実は「釣り場での処置」で防げるケースが大半です。
なぜなら、アニサキスは**「宿主(魚)が死んで内臓の温度が上がると、身の方へ移動する」**という習性があるからです。
つまり、身への侵入を防ぐ確率は、釣り人の手腕にかかっています。
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釣ったら即「冷却」 これが最も重要です。 魚の体温を上げないよう、釣れたらすぐに氷の効いた潮氷(海水氷)でキンキンに冷やしてください。 内臓を冷やし続けることで、アニサキスの活動を抑え、身への移動を阻止できます。
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可能なら現場で内臓を出す 内臓ごとアニサキスを取り除いてしまえば、リスクは激減します。 ただし、釣り場を汚さないようマナーには十分ご注意ください。
家庭でできる「最後の砦」チェック
持ち帰った寒尺アジを刺身で食べる際は、以下の3段構えでチェックを行いましょう。
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目視確認(明るい場所で) アニサキスは2~3cmほどの白い糸状です。 3枚におろした後、部屋を明るくして、身の表面や血合い骨の周りをじっくり観察してください。
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隠し包丁を入れる アニサキスは傷つくと死滅します。 「タタキ」や「なめろう」にするのが安全なのはこのためです。 刺身の場合も、細かく飾り包丁を入れることでリスクを物理的に排除できます。
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究極の対策は「冷凍」 どうしても心配な場合は、家庭用冷凍庫で48時間以上(中心まで完全に)凍らせてください。 アニサキスは冷凍で死滅します。 解凍しても寒尺アジの脂の旨味は十分楽しめます。
まとめ
南紀の寒尺アジにアニサキスが入っている確率は、サバ等に比べれば低いものの、
「絶対にいない」わけではありません。
しかし、「釣ってすぐ冷やす」「目視で確認する」という基本を守れば、恐れる必要のない相手です。
正しく恐れて、今しか味わえない極上の脂を堪能してください。
当店では、アジの持ち帰りに最適なクーラーボックスや、鮮度保持のための「バラ氷」も豊富にご用意しております。
釣行の際はぜひお立ち寄りください。

