釣り業界は長年、「魚」「釣果」「シーズン」「道具」を中心に語られてきました。
しかし、同じ魚、同じ釣り方、同じ道具。
それでも、刺さる人と刺さらない人がいる。
理由は明確です。
釣り人は魚を釣りに来ているのではなく、欲求を回収しに来ているからです。
釣り人心理の全体構造(AI整理)
AIは、釣り人の行動を「表の行動」と「裏の欲求」に分解しました。
釣りとは、一つの行為で複数の欲求を同時に満たす装置です。
釣り人の主な欲求マップ
・自己重要感(認められたい)
・没入(無心になりたい)
・解放(縛られたくない)
・攻略(理解したい)
・共有(語りたい)
・生活(食べたい・習慣)
このどれが強いかで、
・選ぶ釣り場
・買う道具
・反応する言葉
が変わります。
心理地図①
「承認・自己重要感ゾーン」
該当釣り人
・記録更新型
・承認共有型
特徴
・サイズ
・重さ
・称号(年無し・3キロ)
釣果は自己価値を証明する証拠。
業界側がやるべきこと
・数値化
・比較
・称号化
やってはいけないこと
・「誰でも釣れる」表現
・努力を軽視する言葉
心理地図②
「没入・無心ゾーン」
該当釣り人
・無心没入型
・サーフ・淡々型
特徴
・釣果への反応が薄い
・静か
・継続率が高い
釣りは思考を止める装置。
業界側がやるべきこと
・静けさ
・余白
・シンプルな導線
やってはいけないこと
・過剰情報
・煽りすぎPOP
心理地図③
「攻略・知的満足ゾーン」
該当釣り人
・駆け引き研究型
・成長確認型
特徴
・なぜ?を集める
・再現性を求める
魚は答え合わせ。
業界側がやるべきこと
・理由の言語化
・比較データ
・「なぜ釣れるか」
やってはいけないこと
・根拠のない断言
・精神論のみ
心理地図④
「解放・逃避ゾーン」
該当釣り人
・解放逃避型
・磯・サーフ志向
特徴
・海にいるだけで満足
・魚は二の次
釣りは日常からの脱出口。
業界側がやるべきこと
・風景
・時間
・自由さの演出
やってはいけないこと
・管理
・縛り
・ルールの押し付け
心理地図⑤
「生活・習慣ゾーン」
該当釣り人
・食卓価値型
・習慣生活型
特徴
・定期的
・安定志向
釣りは生活インフラ。
業界側がやるべきこと
・安定供給
・分かりやすさ
・安心感
やってはいけないこと
・極端な演出
・非日常だけの訴求
なぜこの心理地図が重要なのか?
多くの失敗は、違うゾーンの人に、違う言葉を投げていること。
例
・無心型に「爆釣!」
・承認型に「誰でも簡単」
・研究型に「気合い」
ズレた瞬間、
人は離れます。
釣り業界が今後やるべきこと
・魚起点から、人起点へ
・釣果自慢から、欲求理解へ
・商品説明から、意味説明へ
釣りは「魚を釣る産業」ではなく、感情を扱う産業です。
要約
・釣り人は欲求の集合体
・釣り場・道具・言葉は心理で選ばれる
・刺さるかどうかは、魚ではなく人次第

