回転寿司のネギトロの正体とは? なぜ安くて美味しいのかを徹底解説

回転すしで定番のネギトロ。

実はマグロのトロではない?

原料・製造方法・安全性・誤解されがちな点を、魚のプロ視点で分かりやすく解説します。


最初に

回転すしに行くと、
多くの人が必ず一度は注文するネギトロ。

安くて。
脂があって。
口当たりが良い。

しかし一方で、
「ネギトロって本当にマグロのトロなの?」
「何か怪しい原料じゃないの?」
という疑問を持つ人も少なくありません。

この記事では、
回転すしのネギトロの正体を。
業界の実情と魚の構造を踏まえて。
正確に、分かりやすく解説します。


結論から言うと ネギトロはトロではない

まず結論です。

回転すしのネギトロは、
一般的に「トロ」ではありません。

では何なのか。

正体は、
マグロの中落ち周辺の赤身やスジ部分を細かく加工したもの
です。

つまり、
捨てられがちな部分を。
食べやすく加工した食品。

それがネギトロです。


なぜネギトロと呼ばれるのか

名前の由来も誤解されやすいポイントです。

ネギトロは、
「ネギ+トロ」ではありません。

語源は、
「骨の周りの身をスプーンでこそげ取る」
という意味の
「ねぎ取る」
が変化したもの。

つまり、
ネギは関係ありません。

トロでもありません。


ネギトロの原料はどこ?

回転すしチェーンで使われるネギトロの原料は、
主に以下です。

・マグロの中落ち
・骨周りの赤身
・筋が多く刺身に向かない部位

これらを、
細かくミンチ状に加工します。

そのままだとパサつくため、
植物油や魚油を加え。
滑らかさと脂感を調整します。


なぜあの値段で出せるのか

理由はシンプルです。

刺身では商品価値が低い部位を、
加工によって商品化しているからです。

可食部を無駄なく使う。
食品ロスを減らす。

その結果、
安価で安定供給が可能になります。

これは、
決して悪いことではありません。


安全性は大丈夫?

ここもよくある疑問です。

結論から言えば、
正規ルートで製造されたネギトロは安全
です。

理由は、

・低温管理
・急速冷凍
・衛生基準に基づく製造

これらが徹底されているからです。

問題になるのは、
非正規流通や
品質管理の甘いケース。

大手回転すしチェーンでは、
ほぼ心配ありません。


「ピンクすぎるネギトロ」は何が違う?

極端に色が明るいネギトロを見たことがある人も多いはずです。

これは、

・脂分が多い
・酸化防止処理がされている

この影響です。

マグロの身そのものの色ではありません。

見た目の良さを重視した結果です。


本物の中落ちとの違い

ここは重要なポイントです。

本物の中落ちは、

・骨から直接削ぎ取る
・繊維が残る
・マグロ本来の旨味が強い

一方、
回転すしのネギトロは、

・機械加工
・滑らかなペースト状
・脂で味を調整

別物と考えるのが正解です。


ネギトロは悪者ではない

「偽物」
「混ぜ物」

そう言われがちなネギトロですが、
本質は違います。

・未利用部位の有効活用
・安価で美味しい提供
・安定供給

これは、
現代の食文化に合った食品です。


まとめ

回転寿司のネギトロの正体は、
マグロのトロではありません。

中落ちや骨周りの身を。
加工し。
食べやすくした食品です。

正体を知れば、
不安は減ります。

理解したうえで食べるネギトロは、
また違った美味しさがあります。

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