脂が乗り、食味も最高となる冬の「寒尺アジ」。
しかし、水温低下とともに食い渋り、なかなか口を使ってくれないことも多い難敵です。
「オキアミを撒いているのに釣れない」という経験はありませんか。
それは、アジがその時食べている「メインベイト(主食)」と、針についているエサがズレて
いるからかもしれません。
今回は、海の中で尺アジが実際に何を捕食しているのかを解説し、そこから導き出される
「釣れるサシエサ」の正解パターンをご紹介します。
見出し1:基本はプランクトンだが、デカい奴ほど「小魚」を追う
アジの主食といえば、アミエビなどの動物性プランクトンが基本です。
しかし、30cmを超える尺アジ、さらには40cm級のギガアジともなると、その食性は変化します。
体を維持するために高いカロリーを必要とするため、シラスやキビナゴ、ハク(ボラの幼魚)
などの「小魚」を積極的に捕食する「フィッシュイーター」としての性質が強くなるのです。
この傾向は、水温が下がり、効率よく栄養を摂取したい冬場に特に顕著に見られます。
見出し2:マッチ・ザ・ベイト!状況別・有効なサシエサ3選
アジが何を意識しているかによって、有効なエサは変わります。
以下の3つを使い分けることで、釣果は劇的に変わります。
1. オキアミ(基本の万能エサ)
アジがアミエビなどのプランクトン類を食べている時は、やはりオキアミが最強です。
シルエットや匂いがマキエと馴染みやすく、違和感を与えません。
ただし、エサ取りに弱く、アジが小魚を追っている時はアピール不足になることがあります。
2. シラウオ(小魚パターンの特効薬)
先述した「小魚(ベイト)パターン」の時に、圧倒的な強さを発揮するのがシラウオです。
海中でキラキラと輝く白い魚体は、シラスや稚魚そのものです。
オキアミには反応しないのに、シラウオに変えた途端に大型が連発するのは、アジが「魚」を食いたがっている証拠です。
オキアミで食わない時の「次の一手」として必ず持っておきたいエサです。
3. 青イソメ(底バチパターンに強い)
冬場の低活性時、アジが海底に張り付いて動かないことがあります。
このような時は、海底の多毛類(ゴカイなど)を捕食している可能性があります。
動きで誘える青イソメは、視覚と波動で食い気のないアジのスイッチを入れることができます。
夜釣りや、濁りが強い時にも非常に有効です。
見出し3:釣果を分けるのは「エサのローテーション」
「アジ釣り=オキアミ」という固定観念を捨てることが、尺アジへの近道です。
釣り場に着いたら、まずはオキアミからスタート。
反応が悪ければ、すぐにシラウオや青イソメに切り替えて、その日の「当たりエサ」を探りましょう。
特に南紀の堤防や磯では、回遊してくる群れによって好みがコロコロ変わることも珍しくありません。
複数の種類のエサを用意しておくことが、ボウズ(釣果なし)を回避する最大のリスクヘッジになります。
まとめ
寒尺アジは賢く、グルメです。
彼らが今、海の中で何を食べているのかを想像し、それに合わせたサシエサを届けてあげることが重要です。
「オキアミ」「シラウオ」「青イソメ」。
この3つのローテーションで、気難しい冬の大型アジを攻略しましょう。
釣太郎では、鮮度抜群の各種サシエサを取り揃えて、皆様の挑戦をお待ちしております。

