以前に魚を家でさばいてみたいというスタッフに質問されたことがあります。
確かに何があればいいのか分からない。という方も多いので、普段愛用しているものを紹介しましょう。
包丁編
個人的に必要だと思うものは、小出刃包丁、柳刃包丁の2種類です。
しっかりした出刃包丁は、正直使うシーン少ないですね。
小出刃
結構小さめの片刃包丁です。
多分4000円くらいだったかな。そこまで高いやつではないと思います。
小さくて軽いのでハンドリングがよく、思い通りに操作しやすいのが特徴。
魚の頭を割ったり、3枚おろしにしたり・・・
までの分解の工程で使用します。
まぁ、刺身までこれ1本でやれって言われてもできます。
ただ、刃渡りがないので刺身はちょっとやりづらいんですよね。
もし1本の包丁しか使えない。と言われれば、間違いなく【小出刃】を選びます。
柳刃包丁
日本刀そっくりな形の包丁です。7000円くらいのやつ。
これは刺身を造るときに使用します。後は梳き引きもコイツですね。
刃が薄め:切れ味特化で耐久性は弱いので、魚を捌いたり頭を割ったりはできません。
切れ味が落ちると、刺身にガタが付きやすくキレイな見た目になりません。
小出刃と違い、柔らかい物ばっかり切るんだから切れ味は必要ないでしょ?
自分も初めはそう思っていました。
ですが、刺身の見た目に直結するからこそ一番切れ味が欲しいんです。
刃渡りが長いので、刺身を1発の動作で切ることができます。
ギコギコすると見た目が悪くなるので刺身は1発で。これ大事です。
本出刃
デカい出刃包丁です。15000円くらいしました。
魚さばくぞ~!ってネットを見て、モチベ高い時に買ってしまいがちな奴ですね。
実際、重いし使うシーンが限られてます。
クエの頭割ったり、青物みたいな80㎝級のデケー奴を捌くときくらいしか要らないです。
ドラクエでいうと大剣みたいなもんです。
パワーはあるけど使いづらさがあり、総合力では片手剣の方がいい。
ドラクエ9では、はやぶさの剣・改しか勝たんよな。共感してくれた方は同世代でしょう(笑)
包丁研ぎ
研ぎ石でコスコスするのは面倒なので、簡易シャープナーで充分です。
2000円もしないので無ければ買っておいた方がいいです。
1000円の切れる包丁と10000円の劣化した切れない包丁なら、切れる方が価値が高いです。
そのくらい、切れ味は重要。
番外編:こんな包丁要らんわ
まず、なんで持ってんねんwwwという感じですが(笑)
正味要らんすね(笑) 18500円もしましたがw
ノーマルな小出刃の方が使いやすいです。
釣太郎ブログは、どこからもスポンサードされているわけではないので個人的な意見をズバズバ書き放題なのが、書き手としても最高な環境です。
実際きまぐれクックは好きですよ。
色んな包丁に慣れてきて、こういうのも使ってみたい!っていうので買うのはアリだと思いますが。
初心者がいきなり使うものではないっすね。
まな板
包丁は高いの使ってませんが、まな板はいいのを使ってます。
デカいので扱いやすく、重さもあり安定感抜群!
15000円くらいのクソ高級品です(笑)
あろうことか、オトンが落として床にバッコリ穴が出来てしまうほど重いです。
ネタ抜きで足に落とすと骨折します。
小さいまな板も使用します。
これは刺身用で、デカいまな板で魚を分解した後に、青まな板で刺身を切る・・・という感じ。
魚を分解した後は、まな板を綺麗にした方がいいですよね。
それがメンドいからパッと青まな板を取り出して、次の工程・・・という感じ。
まな板の二刀流が本当に便利なんですよね。
小さいのでこんな感じのサイズ感で使いやすい。
揃えるものといえばこんなもんでしょう。
キッチンペーパー
小道具というか、備品というか・・・でいえば、キッチンペーパーは必須です。
魚さばきは、まな板を綺麗にする&魚の水分をシッカリ取るゲーです。
どんだけ捌くのが上手くても、衛生環境終わってたら元も子もないです。
キッチンペーパーは本当に切らせないです。 そのくらい重要です。
以上が自宅で魚を捌くときに使用している道具や考え方の紹介です!