グレのフカセ釣りあるある 「ボラは米ヌカの濁りに寄る」は誤解だった?実はパン粉に反応している可能性が高い。 

ボラは米ヌカに反応する。というのが定説です。

釣り人にお馴染みのボラ、飼育しています。釣太郎みなべ店。

これはヌカが拡散する時の濁りに対して強く反応して寄ってくる。というもの。
しかし、地元の熟練者の意見は違います。
「ボラはパン粉に反応している可能性が高い。」と仮説を立てています。

釣太郎の粗パンは大粒パン粉なので、海中で拡散しやすい為、通常のパン粉よりグレ釣りに向いています。チヌ釣りには不向き。配合エサ紹介。

フカセ釣りではヌカパン(米ヌカ+パン粉)をオキアミと混ぜてまき餌にすることが多いです。
この際にボラが寄っている様な体感があるので、ボラはヌカに反応する。といわれているのです。

熟練者の考察は、パン粉は海に撒くと1回フワッと浮くような挙動をします。

そして、時間が立って海水を吸った後にゆっくりと沈下していく。
色んな集魚材がありますが、このような挙動をするのはパン粉だけで、それに強く反応しているように感じる。


実際に、オキアミとヌカだけ(パン粉抜き)で釣りをしてみたが、ボラは全く寄ってこなかったそうです。

釣り人の間ではボラ=ヌカの濁りが効く。と定説になっているので、転じて白色系の集魚材もボラを寄せてしまう。と言います。

熟練者の言葉を借りるなら、この定説は間違っていることになりますね。

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