ヒラメ(平目)は肉食性で、生きた小魚を好んで捕食します。
特に、動きがスムーズで適度なサイズの活魚がヒラメ釣りのエサとして最適です。
以下は、ヒラメが好む活魚ベスト10です。
1. アジ(マアジ)
定番の活きエサ。
泳ぎが強く、適度なサイズ(15~25cm程度)がヒラメにとって食べやすい。
全国的に流通しており、入手しやすい。
2. イワシ(マイワシ・ウルメイワシ・カタクチイワシ)
特にマイワシが好まれる。
イワシ系は動きが活発で、油分が多いため嗜好性が高い。
ただし、活かしておくのが難しいため、扱いに注意。
3. キス(シロギス)
砂浜周辺でヒラメと生息域が重なりやすく、好んで捕食される。
サイズは10~20cm程度がベスト。
比較的タフで活かしやすいが、泳ぎが少し弱め。
4. コノシロ
大型ヒラメ狙いに適したエサ。
サイズが20~30cmになるため、大型のヒラメ向き。
関東以南でよく利用される。
5. ボラ(ボラの幼魚、イナッコ)
イナッコ(ボラの幼魚)は、汽水域に多くヒラメに狙われやすい。
耐久性があり、活きエサとして長持ちする。
6. カマス(ヤマトカマス・アカカマス)
カマスは泳ぎが強く、ヒラメが好んで捕食する魚。
やや大きめのヒラメ向き。
活かすのがやや難しいが、強いアピール力を持つ。
7. サバ(ゴマサバ・マサバの幼魚)
サバの幼魚はよく泳ぐため、ヒラメの活性を上げやすい。
ただし、長時間の活かし込みには向かない。
8. ハゼ(マハゼ)
冬場のヒラメ釣りに適したエサ。
底層を泳ぐため、ヒラメの捕食行動とマッチしやすい。
比較的入手しやすく、活きエサとしての持ちも良い。
9. メッキ(ギンガメアジ・ロウニンアジの幼魚)
暖かい海域でよく見られる。
ヒラメが積極的に捕食する魚のひとつ。
泳ぎが速く、活性が高い。
10. グレ(メジナの幼魚)
比較的耐久性があり、活きエサとして利用可能。
海域によってはヒラメが好んで捕食する。
【エサ選びのポイント】
✅ サイズ:15~25cmの活魚が最適(ヒラメのサイズに合わせる)
✅ 泳ぎの強さ:元気よく動く魚ほどアピール力が高い
✅ 生息域の一致:ヒラメがいる場所にいる魚ほど狙われやすい
アジ、イワシ、キスあたりが無難だが、大型狙いならコノシロやカマスもおすすめ。
狙うヒラメのサイズや地域によって、最適なエサを選ぶのが重要。
サヨリに襲い掛かるヒラメの映像