アオリイカ釣りで満潮時と干潮時のどちらが良いかは、釣り場の状況や潮の流れに左右されますが、一般的には次のポイントを考慮すると良いです。
満潮時が有利な理由
- 水深が深くなる
満潮時は水位が上がり、イカが岸に近づくことが多いです。特に浅場では満潮時にイカがエサを求めて接岸しやすくなります。 - 潮が動くタイミングが多い
満潮時の前後1~2時間は潮が流れ始めたり止まりかけたりするため、アオリイカが活発に動きやすい時間帯です。 - 視界が狭まる
満潮時は海水が増えることで透明度がやや下がる場合があり、イカがエギ(餌木)に警戒心を抱きにくくなります。
干潮時が有利な場合も
- イカが沖に溜まる可能性
干潮時は水位が下がり、アオリイカが沖の深場に移動することがあります。そのため、干潮時には沖を狙うキャスト(遠投)が効果的です。 - 地形が見えやすい
干潮時は海底の地形や障害物(根や岩など)が見えやすくなり、イカの隠れ場所を特定しやすくなります。
ベストなタイミングは「潮の動き」に注目!
アオリイカ釣りでは、満潮や干潮そのものよりも、潮が動くタイミングが重要です。特に「上げ潮(干潮→満潮)」と「下げ潮(満潮→干潮)」で潮流が発生する時間帯は、エサとなる小魚も活発に動くため、イカの捕食活動が活発になります。
実践的なアドバイス
- 満潮時の浅場:港内や磯のシャローエリアでは、満潮時にエギを使って手前のイカを狙うと効果的。
- 干潮時の沖:遠投が得意な場合や船釣りでは干潮時の沖を攻めると良い結果が得られることがあります。
- 潮の変わり目:満潮・干潮の「前後1~2時間」を狙い、潮が動き始めるタイミングを逃さない。
釣り場の地形や潮の流れを観察しながら、時間帯をうまく活用すると釣果が上がります!