釣り道具は一度定着すると長く使われ続ける世界ですが、実は「静かに消えていく道具」も確実に存在します。
時代の変化。
魚の減少。
釣りスタイルの進化。
価格高騰。
規制。
こうした要因によって、昔は当たり前だった道具が、気づけば店頭から消えるケースが増えています。
今回は釣具店の現場視点も踏まえ、今後消える可能性が高い釣り道具をランキング形式で解説します。
今後消える釣り道具ランキング
第1位 ナイロン道糸(メインライン)
最も消える可能性が高いのがナイロン道糸です。
理由は明確です。
・PEラインの普及
・感度の差
・強度の差
・細さの優位性
・飛距離性能
現代釣りは
ルアー=PE
船釣り=PE
磯釣り=PE
エギング=PE
とほぼPEが標準になっています。
ナイロンは
初心者向け
安価
トラブルが少ない
というメリットはありますが、性能差が圧倒的すぎます。
今後は「初心者用」「特定用途」に縮小し、市場規模は確実に減っていくでしょう。
第2位 ケミカル発光体(ケミホタル)
昔の夜釣りの必須アイテムですが、急速に減少しています。
理由は
・LED電気ウキの進化
・電池式のコスパ
・明るさの安定性
・環境問題(使い捨て)
現在は
充電式
長時間発光
視認性抜群
の電子ウキが主流です。
ケミカル発光体は今後「簡易用途」に限定される可能性が高いです。
第3位 大型遠投カゴ専用ロッド
遠投カゴ釣りは人気ジャンルですが、実は人口は減少傾向です。
理由は
・重労働
・道具が高額
・手軽なルアー釣りの台頭
・釣り人口の高齢化
若い釣り人は
軽い
簡単
機動力
を重視します。
結果として超遠投専用タックルは市場縮小が予想されます。
第4位 天然エサ専用大型バッカン
昔はフカセ釣りの象徴でしたが、最近は小型化が進んでいます。
理由は
・短時間釣行の増加
・軽量化志向
・ルアー人口増加
・エサ消費量減少
大型バッカンは
場所を取る
重い
洗うのが大変
という理由で敬遠される傾向があります。
第5位 鉛オモリ(環境規制の影響)
これは世界的な流れです。
・欧州では規制進行
・環境汚染問題
・海洋保護の強化
将来的に
タングステン
鉄
石
セラミック
などへ移行する可能性があります。
日本はまだ規制が緩いですが、長期的には大きな変化が起きる分野です。
第6位 紙製仕掛けパッケージ
意外ですが、これも消えつつあります。
理由は
・ネット販売増加
・環境配慮
・簡易包装化
・デジタル説明書
釣具も「脱パッケージ化」が進む可能性があります。
なぜ釣り道具は消えるのか?
理由は大きく5つあります。
技術革新
PEラインや電子機器の進化で旧型が不要になる。
釣り人の高齢化
重い道具は敬遠される。
環境問題
鉛などは今後規制が強まる可能性が高い。
コスト
安くて高性能な代替品が登場。
釣りスタイルの変化
「楽に釣る」が主流になっている。
逆に今後伸びる釣り道具
消える道具がある一方、伸びるジャンルもあります。
・PEライン関連
・軽量タックル
・電動系装備
・活魚管理用品(海水氷など)
・魚の鮮度管理用品
・デジタル機器
特に鮮度管理は釣り人の関心が急上昇しています。
釣太郎の海水氷が支持される理由もここにあります。
まとめ
釣り道具も時代とともに変化します。
昔の常識が今の非常識になる。
性能が低い道具は自然に淘汰される。
ただし完全に消えることは少なく
一部用途として残る
というケースがほとんどです。
釣りは常に進化しています。
変化を知ることが釣果アップにもつながります。
道具の流れを読むことも、釣り人の大事なスキルです。

