1. アオリイカのメスは何グラムから産卵する?
- 地域差はあるが、胴長20〜25cm(約500〜700g)以上が成熟サイズとされる
- 春〜初夏に釣れる大型個体は、前年生まれの成熟メスである可能性が高い
- 小型個体(300g未満)は未成熟の可能性が高く、資源保護のためリリース推奨
2. アオリイカのメスは一生に何回産卵する?
- アオリイカは年魚(寿命約1年)で、産卵後に死ぬ「一繁殖性」
- ただし、産卵は1回ではなく複数回に分けて行う
- 通常:3〜5回
- 調子の良い個体:最大10回
- 産卵間隔は1〜2週間ほどで、産卵期全体は3〜5ヶ月に及ぶ
3. 1回の産卵で産む卵の数は?
| 回数 | 卵数(目安) |
|---|---|
| 1回 | 約200〜800粒 |
| 生涯 | 約1,000〜2,000粒(最大で2,500粒) |
- 卵は海藻やロープなどに房状に産み付けられる
- 白くてカプセル状の卵が特徴
4. 卵から成魚になる確率は?
自然界では外敵が多く、生存率は極めて低い。
| 成長段階 | 生存率(目安) |
|---|---|
| 卵 → 稚イカ | 約20%(魚類・甲殻類に捕食) |
| 稚イカ → 幼体 | 約5%(小魚・プランクトンに捕食) |
| 幼体 → 成体 | 約0.5%(青物・タコなどに捕食) |
→ 1,000粒の卵から成体になるのは約5杯程度。
5. つまり、1杯のメスが産卵し、次世代として成魚になるのは何杯?
- 卵数:1,000〜2,000粒
- 成体になる確率:約0.5%
- 成体になる数:約5〜10杯
→ たった5〜10杯しか次世代に残らない。 → 小型個体のリリースがいかに重要かがわかる。
6. まとめ
- アオリイカのメスは約500g以上で産卵可能
- 一生に3〜10回の産卵を行い、1回で200〜800粒の卵を産む
- 生涯で最大2,000〜2,500粒の卵を産むが、成魚になるのは約0.5%(5〜10杯)
- 小型個体のリリースは資源保護に直結する
- 成長乱獲を防ぎ、次世代の釣果を守るためにも、成熟サイズの見極めが重要

