「せっかくのアオリイカ、刺身にしたら水っぽかった」。
そんな経験、ありませんか?
はっきり言います。
それはイカのせいではありません。
あなたの「管理ミス」です。
少し厳しい言い方ですが、これが真実。
アオリイカという生き物は、もともと水分の塊。
スポンジのように水を吸いやすい性質を持っています。
だから、扱いを間違えれば、すぐに「水ぶくれ」を起こしてしまう。
クーラーボックスの中で、氷が溶けた水にドブ漬けにしていませんか?
水道水でジャージャー洗いすぎていませんか?
その瞬間、イカは真水をぐんぐん吸い込み、本来の旨みを捨てているのです。
「水っぽい」と感じるのは、あなたがイカに水を飲ませてしまった結果。
最高級の食材を、自らの手で台無しにしているのと同じこと。
逆に言えば、この水分さえ完璧に管理できれば、アオリイカは化けます。
余分な水分を吸わせない。
むしろ、適度に抜いてやる。
そうすれば、ねっとりとした濃厚な甘みが凝縮され、高級料亭も顔負けの味になるのです。
「イカは水に弱い」。
この鉄則を肝に銘じてください。
管理ひとつで、ゴミにもなれば、宝にもなる。
それがアオリイカという食材の奥深さなのです。

