磯でグレを狙っていて。
ウキが一気に消し込む。
竿がのされる。
ドラグが止まらない。
「来た…デカ尾長か?」
と思った瞬間。
……浮いてきたのはイズスミ(通称:ババタレ)。
南紀では“あるある”です。
しかもこいつ。
・異常に引く
・1.5号ハリスを平気で切る
・臭いのに冬はめちゃ旨い
という、クセ強すぎ魚。
今回はこのイズスミについて、釣太郎目線で全部まとめます。
結論|イズスミは「筋肉オバケ+歯の凶器」
まず答えです。
イズスミが強い理由は👇
👉 筋肉量が異常
👉 歯がカミソリ
👉 岩に突っ込むプロ
この3拍子が揃っているからです。
① なぜイズスミはあんなに引くのか?
理由は単純です。
● 体の中身が「全部筋肉」
イズスミの体は、
・脂が少ない
・筋肉密度が高い
・体高がある
つまり👇
👉 無駄肉ゼロのアスリート体型
グレよりも「瞬発力」に特化しています。
だからヒット直後、
💥 ロケットスタート
になります。
● 岩礁帯育ちのパワー系
イズスミは基本、
・磯際
・根周り
・サラシ周辺
で生きています。
常に潮と戦ってる魚です。
=足腰(尾ビレ)が異常に強い。
これも引きの正体。
② なぜハリス1.5号が簡単に切られるのか?
これが一番の謎に見えますが、理由は明確です。
理由①|歯がヤバい
イズスミの歯、見たことありますか?
👇 ほぼノコギリです。
・鋭い
・硬い
・並びが密
ここにハリスが触れると…
👉 一瞬でザクッ。
切れるというより「噛み切られる」。
理由②|岩ズレ職人
ヒット後、イズスミは必ず👇
👉 根に突っ込む
これ、反射レベルでやります。
その結果。
・ハリスが岩に擦れる
・一瞬で毛羽立つ
・プツン
1.5号なら余裕で終了。
理由③|首振りファイト
イズスミは走るだけじゃない。
途中で👇
👉 首をブンブン振る
これでハリスが歯に当たる。
=死亡。
③ なぜグレ釣りでよく掛かるのか?
これも理由があります。
● エサが丸かぶりだから
イズスミは基本、雑食です。
・オキアミ
・海藻
・付着物
何でも食う。
グレの撒き餌ゾーン=イズスミの食堂。
そりゃ来ます。
● タナが被る
冬グレのタナ。
👉 中層〜底寄り
ここ、イズスミと丸かぶり。
結果👇
「またババタレか…」
になる。
④ イズスミはなぜ臭いのか?
ここ、よく聞かれます。
理由は👇
👉 海藻・藻類・付着物食いだから
体内に、
・海藻成分
・ヨウ素系物質
・独特の脂質
が溜まります。
これが、
☠️ 磯臭さの原因。
特に夏場は最悪。
⑤ でも冬のイズスミは「別魚」になる
ここ重要です。
冬のイズスミは…
👉 マジで旨い。
理由👇
● 水温低下で臭み成分が減る
冬は👇
・代謝低下
・エサが変わる
・藻類減少
=臭み激減。
● 身が締まって脂が乗る
冬は、
・水分減
・身が締まる
・旨味濃縮
状態。
完全に別物。
⑥ ババタレは「鍋専用魚」
正直に言います。
刺身は微妙です。
でも👇
👉 鍋は最強。
おすすめ調理:イズスミ鍋
やり方は簡単。
① 皮引き+血合い除去
② 熱湯霜降り
③ 昆布+酒+塩
④ 野菜ドーン
これだけ。
臭みゼロ。
旨味爆発。
「え?これイズスミ?」
ってなります。
⑦ 持ち帰るなら絶対やるべき処理
冬に持ち帰るなら👇
必須3点。
① 即締め+完全血抜き
これやらんと臭いまま。
② 内臓即出し
胃袋が臭い元凶。
放置=地獄。
③ 海水氷で冷却
真水氷はNG。
風味死にます。
⑧ プロ目線|イズスミは「外道じゃない」
昔は👇
「臭い・捨て魚」
扱いでした。
でも今は違う。
冬のイズスミは👇
👉 高級鍋魚レベル
知ってる人だけ得する魚。
まとめ|イズスミの正体
最後に整理します。
✔ 引く理由:筋肉+潮流育ち
✔ 切る理由:歯+岩+首振り
✔ 臭い理由:藻類食
✔ 旨い時期:冬限定
✔ 最強料理:鍋
です。
最終結論
イズスミ(ババタレ)は、
👉 「最強の外道」であり
👉 「冬だけ主役になる魚」
です。
切られて腹立つ存在ですが。
冬に鍋で食えば、評価ひっくり返ります。
3行要約
・イズスミは筋肉オバケ
・ハリスは歯と根で殺される
・冬は鍋で神魚

