「アオリイカって、水分少ないよな?」
「魚よりパサついてる気がする…」
正直、この勘違いをしている釣り人はかなり多いです。
ですが、はっきり言います。
👉 アオリイカは、多くの魚より水分が約5%ほど多い。
これ、ほとんど知られていません。
今回は、
・実際の水分データ
・なぜ勘違いされるのか
・魚との決定的な違い
・旨さを守る扱い方
を、現場目線で解説します。
結論:アオリイカは魚より“水分多め”
まず、数字で見てください。
魚とアオリイカの水分量比較(目安)
| 種類 | 水分量 |
|---|---|
| アオリイカ | 約80〜83% |
| マダイ | 約75〜78% |
| アジ | 約72〜75% |
| ブリ | 約65〜72% |
| サバ | 約60〜65% |
見れば一発です。
👉 平均すると、約5%前後アオリイカの方が多い。
にもかかわらず、
「水分少ない」
と思われている。
完全な誤解です。
なぜここまで誤解されるのか?
理由はシンプルです。
① 水が出ない
② 身が硬い
③ 味が濃い
この3点です。
アオリイカは“水を逃がさない構造”
アオリイカの身は、
・筋肉密度が高い
・繊維が細かい
・隙間が少ない
この構造です。
結果、
👉 水分が中に閉じ込められる。
切っても出てこない。
だから、
「乾いてる?」
「水分少ない?」
と勘違いされる。
魚は逆に「水を出しやすい」
魚の身はどうか。
・筋繊維が粗い
・脂肪層あり
・ドリップが出やすい
この構造です。
だから、
切った瞬間に水が出る。
これを見て、
「魚=水分多い」
「イカ=少ない」
と錯覚する。
旨味が濃すぎる問題
ここも重要です。
アオリイカは、
旨味成分が非常に多い。
・グルタミン酸
・アラニン
・イノシン酸
これが多いと、
味が濃くなる
↓
水分を感じにくい
↓
乾いてると錯覚
という流れになります。
本当に水分が抜けたアオリイカとは?
逆に、本当にダメな個体はこうです。
・白く濁る
・ブヨブヨ
・水がにじむ
・旨味なし
これは、
👉 管理ミス100%。
真水・温度管理・解凍失敗が原因です。
スーパーのイカが不味い理由
ここも現実です。
スーパーのイカは、
・真水洗浄
・解凍ミス
・長時間陳列
これで、
水分だけ残って
旨味が消える。
だから、
「イカ=水っぽい」
という逆イメージも生まれます。
釣り人がやるべき正解ルート
これだけ守ればOKです。
① 釣ったら即締め
② 海水氷で冷却
③ 真水に当てない
④ 密封保存
⑤ 低温解凍
これで、
水分も
旨味も
最大化できます。
釣太郎的・結論
最後にまとめます。
アオリイカは…
❌ 水分が少ない
⭕ 魚より約5%多い
❌ パサつく
⭕ 締まりすぎているだけ
❌ 個体差
⭕ 管理差
味は「運」じゃない。
知識です。
要約
・アオリイカは魚より水分が多い
・約5%前後の差がある
・構造の違いで誤解される
・旨味が強いほど水を感じない
・正しく扱えば別格
これが現場の答えです。

