釣りたてのイサキやアジを家でさばくとき、一番怖いのは「包丁で指を切る」事故ですよね。
特に初心者の方は「まな板が滑って包丁が暴れる」→「左手の人差し指や中指を深く切る」という
パターンが圧倒的に多いです。
実はこの事故のほとんどは、包丁を滑らせた瞬間に左手が刃の進行方向にあることが原因。
滑らせなければ大丈夫ですが、万一滑っても「包丁の方向に左手がない状態」にしておけば、ほぼ確実に怪我を防げます。
この記事では、魚さばき中の左手位置の最善対策を中心に、包丁が暴れても安全な姿勢・持ち方を徹底解説。
和歌山・みなべや白浜で釣った魚を安心して料理できるように、具体的な怪我対策手法をまとめました。
なぜ左手が切れやすいのか?事故のメカニズム魚をさばくときの包丁の動きは、
主に「引く」または「押す」の2パターン。
どちらの場合も、刃が滑った瞬間に左手が刃の進行方向(刃先側)にあれば、指が切れます。
- 左手で魚を押さえている
- 包丁を強く引いたor押した
- 魚のヌメリやウロコで包丁が滑る
- 刃が勢いよく左手の指に向かって飛ぶ
→ 結果:人差し指の第一関節〜第二関節あたりを深く切る(10針以上縫うケースも珍しくない)
つまり、包丁が滑ること自体は避けられない(魚はヌルヌルだから)。
だからこそ「滑っても左手が刃の軌道上にない」状態を作ることが最重要です。
最善の怪我対策:左手は「包丁の進行方向に絶対置かない」これが魚さばき界の最強鉄則です。
以下の3つの方法を組み合わせると、ほぼ事故ゼロになります。1. 「猫の手」を極限まで徹底する
- 左手をグーにして、指の関節(第2関節)をまな板に押し付ける
- 指先は絶対に魚の上に出さない(魚の体から5mm以上離す)
- 親指は他の指より短く曲げて「爪を立てる」イメージ
- 魚を押さえる力は「親指と小指の付け根」で支える
→ これだけで指先が刃の軌道から完全に外れます。
包丁が暴れても、刃は魚の表面を滑るだけで左手には当たりません。
2. 包丁の持ち方を「安全ゾーン」に固定
- 包丁は「柄の根元近く」を握る(刃元に近い持ち方はNG)
- 刃を引くときは「肘を固定」して腕全体で引く
- 押すときは「肩から力を入れる」イメージで、腕を伸ばしきらない
→ 肘を固定すると、包丁の軌道が予測しやすくなり、暴れ幅が小さくなります。
3. 魚の向きと自分の立ち位置を工夫
- 魚の頭を自分の右側(利き手側)に向ける
- 包丁を引く方向が「自分の体から遠ざかる」ようにする
- まな板を斜めに置いて、刃の進行方向が自分の左手から離れる角度にする
→ これで万一滑っても刃は自分の体側ではなく、シンク側や外側に逃げます。
4. 万一滑ったときの最終防衛線
- 左手は常に「包丁の刃先から10cm以上離す」
- 魚を押さえる位置は「背骨側」ではなく「腹側」に寄せる
- 包丁が滑ったら「すぐに手を離す」訓練をする(反射的に手を引っ込める)
追加で効果的な安全対策まとめ
- 濡れたタオルをまな板の下に敷く(滑り防止No.1)
- 魚の表面をこまめにキッチンペーパーで拭く
- 包丁は常に切れ味を保つ(鈍い包丁は力が入って暴れやすい)
- 最初はアジや小さいイサキで練習
- 作業台の高さを調整(腰が曲がると力が入りすぎる)
実際に切ってしまった人の体験談(Xや釣り板より)「猫の手を甘く見てたら人差し指を8針縫った…」
「包丁が滑って左手の中指を切ったけど、親指と小指だけで押さえてたから深くは切れなかった」
「濡れタオル+猫の手で2年連続無傷です」
まとめ:滑っても左手が刃の方向にいなければ大丈夫。
魚をさばく事故の9割は「包丁が滑ったときに左手が刃の進行方向にある」ことが原因。
だから「滑らせない」+「滑っても左手がそこにいない」の2段構えが最強です。
特に「猫の手」を極限まで徹底し、包丁の軌道から指先を完全に外す。
これだけで怪我の確率は劇的に下がります。

