釣りが好きな人ほど、
こんな経験があるはずです。
・アタリが来た瞬間、心臓が跳ねる
・魚が掛かると手が震える
・釣った後もしばらく興奮が抜けない
・家に帰っても頭の中は釣りのまま
これ、気のせいではありません。
釣りをしているとき、
脳の中では本当に
「化学反応」が起きています。
主役は
アドレナリン
ドーパミン
この2つです。
まず結論
釣り人の脳では、
こんな流れが起きています。
① 期待 → ドーパミン
② ヒット → アドレナリン
③ 成功 → ドーパミン増幅
④ 余韻 → 再びドーパミン
これが
「釣り中毒ループ」です。
ドーパミンは「期待」で出る
まず出るのは
アドレナリンではありません。
最初はドーパミンです。
発生場所
脳の奥にある
側坐核(そくざかく)
腹側被蓋野(ふくそくひがいや)
ここが反応します。
簡単に言うと、
「楽しみ回路」
「ご褒美回路」
です。
いつ出るのか
釣りでは、
・天気を見る
・釣果を見る
・仕掛けを組む
・釣り場へ向かう
この時点ですでに出ています。
魚を釣る前から、
もう脳は喜んでいる。
アドレナリンは「危機と興奮」で出る
次に来るのが
アドレナリンです。
発生場所
脳の指令は
扁桃体(へんとうたい)
ここが「ヤバい!」と判断すると、
副腎からアドレナリンが出ます。
いつ出るのか
釣りでは
・突然アタリが出た
・大物が掛かった
・根に走られた
・ラインが鳴った
この瞬間です。
体は一気に戦闘モード。
心拍上昇
手汗
視野集中
全部アドレナリンの作用。
脳内で何が起きているか
時系列で見るとこうです。
① 待っている時間
ドーパミン:じわじわ上昇
アドレナリン:ほぼゼロ
ワクワク状態。
② アタリが出た瞬間
ドーパミン:急上昇
アドレナリン:一気に噴出
脳がパニック気味になる。
③ ファイト中
アドレナリン:ピーク
ドーパミン:維持
ゾーン状態に入る。
④ 釣り上げた後
アドレナリン:急低下
ドーパミン:最大化
幸福感が来る。
なぜ釣りはやめられないのか
ここが本質です。
釣りは
「不確実+報酬」
という、
脳が一番ハマる構造をしています。
いつ釣れるかわからない。
でも釣れたら最高。
これが
ドーパミンを最も出し続ける条件。
パチンコやゲームと同じ仕組みです。
(依存ではなく、構造の話です)
ベテランほど中毒が深い理由
初心者は
「釣れた時」
しか喜びません。
ベテランは
「釣れそうな気配」
でも脳が反応します。
だから
何も釣れなくても楽しい。
すでに脳が完成している。
釣り別・脳刺激タイプ
| 釣り | 主な刺激 |
|---|---|
| ウキ釣り | 視覚+ドーパミン |
| フカセ | 期待+ドーパミン |
| のませ | 緊張+アドレナリン |
| ジギング | 反復+ドーパミン |
| エギング | 操作+報酬 |
釣りは「合法ドーピング」
釣りをすると
・ストレス減る
・気分が晴れる
・頭がスッキリする
理由はこれです。
自然+運動+達成感+脳内物質
全部そろっている。
実はかなり健康的な趣味。
まとめ
釣り人の脳では
・期待でドーパミン
・ヒットでアドレナリン
・成功でドーパミン爆発
この流れが起きています。
だから
また行きたくなる。
また準備する。
また考える。
釣りは魚を釣る遊びではなく、脳を幸せにする遊びです。

