針サイズと食いの関係。 寒グレ釣りで釣果が分かれる本当の理由

寒グレ釣りで「今日はエサは取られるのに当たらない」。
この状況、誰でも一度はハマります。

水温は低い。
魚影はある。
マキエも効いている。

それでもウキはピクリともしない。

この時、多くの人が
「タナかな」
「潮が悪い」
と考えます。

もちろんそれも間違いじゃない。
でも、見落とされがちなのが針サイズです。

寒グレは、針一つで食い方がガラッと変わる魚です。
この記事では、寒グレ釣りにおける
「針サイズと食いの関係」
を、机上の空論なしで解説します。


寒グレはなぜ針に敏感なのか

まず前提から。
寒グレは「賢い」魚です。

水温が下がると
・動きが鈍る
・捕食回数が減る
・一口の判断が慎重になる

この状態でグレは何をしているか。

エサを丸呑みしません。

吸い込む
→ 違和感を感じたら即吐く

この一瞬の世界で勝負しています。

だから
・針が大きい
・針が重い
・エサの動きが不自然

これだけで、食いは止まります。


針が大きいと起こる3つの現象

寒グレで針を大きくしすぎると、現場ではこんなことが起こります。

エサは取られるが当たらない

典型例です。
オキアミの尻尾だけがなくなる。

グレは
「突いている」
「かじっている」
だけで、飲み込んでいません。

針が大きい=違和感が早い。


当たってもハリ掛かりしない

ウキが
・スッ
・モゾ
と入る。

合わせる。
スカッ。

これは、針が口に入る前に吐かれている証拠です。


食いが浅くなり連発しない

たまに釣れても
・唇の皮一枚
・口先
こんな掛かり方になります。

結果、
・バラシが増える
・連発しない


針が小さすぎる場合の落とし穴

じゃあ小さければいいのか。
そう単純でもありません。

尾長・良型寒グレでは伸ばされる

小針は刺さりは良い。
でも、寒グレは脂が乗ってパワーも強い。

掛けてからの
・突っ込み
・根ズレ

ここで
・伸びる
・折れる

特に磯では致命的です。


ハリ外れが増える

小針は
「掛かるけど、耐える力が弱い」。

口切れ。
身切れ。

寒グレで一番悔しいやつです。


寒グレ釣りでの基本針サイズ目安

あくまで目安ですが、基準を持つことが大事です。

口太グレ

・オキアミ使用
・活性低〜中

グレ針 4号〜5号

食わせ重視。
違和感を最小限に。


尾長グレ

・潮が速い
・サイズ狙い

グレ針 5号〜6号

これ以下だと、安心してやり取りできません。


エサ取りが多い状況

・木っ端グレ
・ベラ
・スズメダイ

あえて1サイズ上げる

針を大きくすることで
「小さい魚を弾く」
という考え方も有効です。


針サイズ調整は「当たり方」で決める

寒グレで正解を出すコツはこれです。

判断基準はウキじゃない

ウキが入るかどうかより
エサの残り方
針先の状態
を見ます。

・尻尾だけ取られる
→ 針が大きい可能性

・丸残り
→ タナ・仕掛けの問題

・針先が白くなる
→ 小魚に突かれている


実は針サイズより大事なポイント

ここ、かなり重要です。

針の形状

同じ号数でも
・フトコロの広さ
・軸の太さ
で食いは全く違います。

寒グレでは
「軽くて、刺さりが早い針」
が圧倒的に有利です。


針先の鋭さ

寒グレは
「触れた瞬間に掛かるかどうか」
の世界です。

針先が甘いと
小さくしても意味がありません。


寒グレで針サイズを変えるタイミング

釣れる人は、迷わずここで変えます。

・エサは取られるが当たらない時
・当たりが出ても乗らない時
・周囲が釣れていて自分だけ釣れない時

この時
「とりあえず小さく」
ではなく

半号〜1号ずつ
刻んで調整します。


まとめ

寒グレ釣りは
「針の号数=数字の違い」
ではありません。

それは
・違和感の出る速さ
・吸い込みやすさ
・掛かってからの信頼度

すべてを左右します。

寒グレで食わせたいなら
・針を信じすぎない
・状況で疑う
・迷ったら変える

これだけで釣果は確実に変わります。

寒グレは、
針一つで口を使う魚

だからこそ面白い。
だからこそ、奥が深い。

次の釣行では
ウキより先に
針を見直してみてください。

釣りが、ひとつ上の世界に入ります。

タイトルとURLをコピーしました