【意外と知らない】美味しくないカニはあるのか?食用に向かないカニの特徴と代表例

【意外と知らない】美味しくないカニはあるのか?食用に向かないカニの特徴と代表例

カニと言えば高級食材の代表格。
ズワイガニやタラバガニ、毛ガニなどは冬の味覚として大人気です。
しかし、世界中のカニがすべて美味しいわけではありません。
中には「身がほとんどない」「泥臭い」「水っぽくて味が薄い」といった理由で、食用として評価が低い種類のカニも存在します。

今回は、あまり知られていない「美味しくないカニ」について、特徴や代表例をわかりやすく解説します。


1. 美味しくないカニが存在する理由

カニは世界中で6,000種以上が知られており、そのすべてが食用に適しているわけではありません。
食べても美味しくないとされる理由には、以下のようなものがあります。

・身が極端に少ない
・旨味成分(アミノ酸)が少なく水っぽい
・泥臭さや生臭さが強い
・殻が硬すぎて食べにくい
・サイズが小さく食用価値が低い

これらの特徴を持つカニは、食用としてほとんど市場に出回りません。
漁師や現地の人が食べないカニは、ほとんどがこうした理由によるものです。


2. 食べてもあまり美味しくないカニの代表例

2-1. アカテガニ(陸ガニ)

・海辺や川の近くに生息する小型のカニ。
・体長が小さく、可食部がほとんどない。
・味も淡泊で出汁をとる程度にしか使えない。


2-2. モクズガニの類似種(泥臭い淡水ガニ)

・本家のモクズガニ(上海ガニ)は美味しいが、似た外来種や小型種は泥臭さが強い。
・川底のヘドロの影響で、食べても生臭さが残ることがある。
・食用にするには長時間の泥抜きが必要で手間がかかる。


2-3. アカモクガニ(硬殻で身が少ない)

・殻が非常に硬く、身を取り出すのが困難。
・身入りも悪く、味も淡泊で出汁用以上の価値がない。


2-4. 一部のヤドカリ類

・見た目がカニに似ているが、可食部がほとんどない。
・食べても殻ばかりで味が薄い。
・観賞用としては人気があるが食用価値は低い。


2-5. 深海性の一部のカニ

・深海で獲れる一部のカニは身が水っぽく旨味が薄い。
・市場に出回らないため知名度は低いが、現地でもあまり食べられない。


3. 美味しいカニと美味しくないカニの決定的な違い

美味しいカニとされるズワイガニやタラバガニには、以下の特徴があります。

・身入りが良く食べ応えがある
・グリシンやアラニンといった甘み成分が多い
・濃厚なカニ味噌が詰まっている
・加熱しても水っぽくならず旨味が凝縮される

逆に美味しくないカニはこれらの条件を満たしていないため、食用としては価値が低くなります。


4. まとめ

・カニの中には「食べてもあまり美味しくない種類」が存在する。
・その理由は、身が少ない・水っぽい・泥臭い・殻が硬すぎるといった特徴があるため。
・市場に出回るカニ(ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニ、ワタリガニなど)は、いずれも旨味が豊富で食用価値が高い選ばれた種類。

私たちが普段食べているカニは、世界中の数千種の中から「美味しい」と認められた一部に過ぎません。
つまり、「カニ=全部美味しい」というわけではないのです。

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