海水を凍らせた海水氷。これは白く濁るが、魚の冷却には適している。この理由説明。

海水氷が白く濁る理由

海水は真水と異なり、塩分などの不純物を含んでいます。海水が凍る際、真水は比較的純粋な氷とし

て結晶化しますが、塩分は氷の結晶構造に取り込まれにくいため、氷の中に閉じ込められます。

この閉じ込められた塩分が、光の乱反射を引き起こし、氷が白く濁って見える原因となります。

具体的には、以下の要因が複合的に作用しています。

  • 塩分の析出: 海水が凍る過程で、塩分は氷の表面や結晶の隙間に濃縮されます。この濃縮された塩分が光を散乱させます。
  • 微細な空隙の生成: 氷の結晶構造の中に、塩分とともに微細な空隙(小さな空間)が形成されることがあります。これらの空隙も光を散乱させる要因となります。
  • 結晶の不均一性: 海水氷は、真水からできた氷に比べて結晶構造が不均一です。この不均一性も光の乱反射に影響します。

これらの要因により、海水氷は白く濁って見えるのです。これは、雪や雲が白く見えるのと同じ原理(ミー散乱)です。

魚の冷却に適している理由

海水氷は、真水から作った氷に比べて魚の冷却に適しているとされています。その理由は以下の通りです。

  • 融点の低下: 海水は塩分を含むため、真水よりも融点が低くなります。そのため、海水氷は0℃よりも低い温度で溶け始めます。この低い温度が、魚の鮮度を保つために効果的です。
  • 均一な冷却: 細かく砕かれた海水氷は、魚体に密着しやすく、均一に冷却することができます。これにより、魚体の一部分だけが凍結してしまうことを防ぎ、品質の低下を抑えることができます。
  • 乾燥の防止: 海水氷が溶ける際に発生する冷水は、魚体の表面を覆い、乾燥を防ぐ効果があります。魚の乾燥は品質劣化の原因となるため、これは重要な利点です。
  • 塩分による効果: 海水氷に含まれる塩分は、魚のタンパク質の変性を抑制する効果があると言われています。これにより、魚の鮮度維持に貢献します。

特に、漁獲後すぐに海水氷で冷却することで、魚の鮮度を高い状態で維持することが可能になります。

まとめると、海水氷が白く濁るのは、塩分などの不純物が光を乱反射するためであり、魚の冷却に

適しているのは、融点が低いこと、均一に冷却できること、乾燥を防ぐこと、塩分による効果など

が理由です。

釣太郎では海水氷小1キロと大3キロ、ご用意しています。

海水を凍らせた海水氷。これは白く濁るが、魚の冷却には適している。この理由説明。釣太郎

 

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